白化前 水温 27.0度 | ||||
1998 |
様々な種類の テーブルサンゴやエダサンゴがびっしりと海底を覆い、 真栄田岬は サンゴ礁の楽園でした。 |
1998 7月 4日 |
様々な種類のサンゴが生存競争を繰り広げています。テーブルサンゴは中央の丸い形をしたノウサンゴの為に綺麗なテーブル状に成長することが出来ず、上下によけながら成長しています。サンゴの縁は白く傷ついていますが、これはサンゴ同士の健全な生存競争の結果です。 |
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1998 7月 4日 |
右上のサンゴたちの様子を別の角度(右上の写真上から下方向へ、水平方向に撮った写真)から撮った写真です。中央の丸いボール上のノウサンゴのおかげで、左右のテーブルサンゴが成長出来ないでいます。 | 1998 8月 22日 |
下記の画像の拡大写真をご覧になりたい場合は、 こちらをクリックしてください。 (800×600ピクセル、150kb) A: 学名 : Acropora monticulosa 和名 : サンカクミドリイシ - 白化していない B: 学名 : Platygyra lamellina 和名 : ノウサンゴ - 白化していない C: 学名 : Acropora sp. - 半分白化してる D: 学名 : Pocillopora eydouxi 和名 : ヘラジカハナヤサイサンゴ - 枝の頂上だけ白化してる。 E:学名 : Montipora informis ノリコモンサンゴ - 白化していない |
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白化中 水温 30.9度 | ||||
1998
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ほとんどのサンゴは白化し、一部、死亡して藻類が着生し始めて黒くなっています。 | ABD 白化中 C 白化後既に死亡し、藻類が付着している E まだ白化していない。 |
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白化後 | ||||
1998 |
サンゴが全滅してしまったあと、それに追い討ちをかけるように、藻類が繁殖し、茶色く変色してしまいました。 こうなるともう元に戻ることはありません・・・ |
B、F、G以外のサンゴは既に死亡し、その上に藻類が繁殖しています。 B、F、Gは白化中です。 白化と死亡は異なります。白化後、短期間に水温などの環境が回復すれば再びサンゴは息を吹き返しますが、環境が回復しなければ、サンゴは死亡し、その上に藻類(海藻の仲間)が付き始めます。 |
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1999 |
Bも殆ど死亡し、海藻が付き始めています。 |
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2003 |
海藻は減っています。 というか、海藻ですら魅力のない海になってしまってと言うほうが正しいでしょう。 |
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2006 |
侵食により死サンゴは益々小さくなっています・・・ |