■ 2000年11月現在のガラパゴス諸島旅行全般の諸情報です。お役立て下さい
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I N D E X
C O N T E N T S
■ 乗物 ■ 飛行機 ■ ルート
成田 - USA - エクアドル - ガラパゴス
が一般的。最短コースはコンチネンタル航空を利用した、成田-ヒューストン-キト、キトにて一泊後、翌日、国内線のタメ航空でガラパゴスへ。暦的には翌日の午前中にガラパゴス諸島に着きます。
成田-ヒューストンは飛行時間は約12時間。ヒューストンにて3時間半のトランジット。次のヒューストン-キトは飛行時間は約6時間半。日付変更線をさかのぼって行くので、暦的には同じ日の夕方にキト着になります。
キトは高地の為、高山病に注意が必要。荷物を引っ張りながらの移動は予想外に息が切れて不安な気分になります。時差ボケ解消の為、お酒を飲んで寝るのは禁物
! ! 心臓がドキドキして逆に寝られなくなるだけです。
翌朝6時にホテル出発。7時45分の便でガラパゴス諸島へ。途中、グアヤキル経由なので現地着は3時間半ぐらいかかります。
■ 乗物 ■ 飛行機 ■ 荷物について
コンチは国際線は1個32kgまで、合計2個まで預けられるので問題なし。今回は行きは35kgの荷物は問題なかったですが、帰り、40kgだと「2つに分けないとオーバーチャージがかかる」と言われ、2個に分割しました。荷物の多そうな人はあらかじめ分割できるようなパッキングがいいと思います。
問題は国内線のタメ航空。こちらは1個20kgまで。合計1個までが無料なので要注意。今回は30kgで大丈夫でしたが、これは単なるラッキー。1kgあたり2ドルのオーバーチャージはスマートに出せるように心の準備は必要です。
また、機内持込手荷物も大きいと、関所ごとに止められて「カメラです。」「じゃあ、中からカメラだけ出してあとは預けてください。」「全部カメラです。上に2個、下に2個入ってます・・・」という問答が必要です。決め手は、「これは簡単に分割出来て小さなピースになりますよ」と言うことです。私の場合上下二段のリュック、ポケットは合計6個付いていますが、それぞれのコンパートメントに詰め込む際、洗濯ネットにひとまとめにしてから詰め込んでいるので、実際、機内でばらして収納できるようにはしてあります。でも、心配ご無用。国内線のタメ航空の頭上の収納スペースは国際線と同じ広さです。むしろ問題は私の場合、日本の国内線のJTAの収納でした。
あと、どうしても機内持込手荷物が多くなる人は、大型ウエストポーチがお勧めです。今回、預けた荷物の重さは30kg、リュックが35kg、ウエストポーチが10kg、合計75kgの荷物をノーチャージでクリア出来ました。
■ 乗物 ■ 飛行機 ■ トラブル
今回の旅行の最大のトラブルが帰りの夜の キト -
ヒューストン便
のフライトキャンセル。帰国が一日遅れました。対策としては、キャンセルとアナウンスがあった場合、すぐさまカウンターへ行き、手続き開始です。@代替便の確保 Aホテルの手配
Bホテルへの交通手段の確保 の順番で話を進めます。代替便は@翌日夜の同じ便 A翌日朝のニューアーク経由成田行きに変更 Bグアヤキル(キトから500km南のエクアドル第二の都市)経由ヒューストン行きに変更 Cコロンビア経由ヒューストン行きに変更 などが考えられます。
私のお勧めはAです。一刻も早くエクアドルを脱出出来るからです。 まずは@を薦められますが、キトは標高2800mの都市。ガスがかかりやすく、次の日も飛ぶかどうかは判らないからです。それに夜のフライトなので、昼間より条件は悪いはずです。それより翌朝早朝の便でニューアークに渡ったほうがその後の選択の幅が広がります。ニューアークでのトランジットは15時間。こちらもホテルの手配が必要となります。
Bも有力です。グアヤキルは港町。気象条件でまずキャンセルにはなりません。Cも考えられますが、何せ危険地帯のコロンビアでのトランジットは怖いですからね〜。
■ 乗物 ■ 飛行機 ■ その他
搭乗時間が長いので、エコノミークラス症候群にならぬよう、水分をよく摂って、よくトイレに行き、時々非常口付近で体操しましょう。機内食は期待しないように...。コンチなんで。国内線のタメ航空の機内食は完全パスです...。
時差ボケは寝て治すか起きて治すかですが、私は現地の夜の時間まで出来るだけ起きておいてあとは睡眠薬で寝て直します。すると一発です。アモバンやマイスリーなど、作用時間の短い睡眠薬を入手しましょう。ちなみにアメリカへはハルシオン、ロヒプノールは持ち込み禁止ですので気をつけてください。
■ 乗物 ■ 上陸観察の船 ■ 荷物について
デルフィン号の上陸観察は大型の豪華クルーザーです。どんな荷物でも持って入れます。シュノーケル、水中マスク、フィンなども手持ちがあるなら持っていきましょう。ただし、その大型クルーザーで島に上陸するのではありません。小型のカッターボートです。ウエットランディングは砂浜にボートで乗り付け、靴を脱いで素足で砂浜に降り立ちます。波打ち際なので、膝下までは濡れます。くれぐれもこけてカメラを水没させないように注意して下さい。急ぐ必要は全くないので、最後に体だけ降りて係員に荷物を手渡ししてもらってもOKです。係員の対応はよく、60歳のヨボヨボのおばあちゃんでも親切に手伝って乗下船を手伝ってくれます。
■ 乗物 ■ 上陸観察の船 ■ その他
デルフィン号でのランチは豪華バイキング形式です。ゆっくりと外の景色を見ながら、優雅な気分で食べられます。味もまずまずてす。
エクアドルのしきたりなのか、乗下船はまず、フランス人が最初です。
■ 乗物 ■ 陸上移動時のバス ■ 荷物について
空港と港などの移動手段にバスを使うことが多いです。バスは日本と同じ形態ですが、大きい荷物を持っている場合、後ろから乗り込まないと厳しいです。苦労して荷物を上げようとしているとまわりの人が手伝ってくれるお国柄なので心配いりません。
■ 滞在 ■ ホテル ガラパゴス ■ 部屋
ブロックとトタン屋根で作られたシンプルなバンガロー形式ですが快適です。民芸品のタペストリーや照明なども素敵です。ベッドに転がりながら、大昔にガラパゴスによくこんなホテルを作ったなぁ、と、感心してしまいます。
シャワーは温水。シャワーの水は少し塩辛くて飲めません。シャワールームに4リットル飲料用のポリタンクがあり、それで歯を磨いたりしてました。その水は飲んでも私は大丈夫でしたが、心配な方はバーにミネラルウォーターが常時セルフサービス形式で売っています。
部屋からはすぐ海が臨め、イグアナや鳥たちも一杯見えます。
■ 滞在 ■ ホテル ガラパゴス ■ 食事
ホームメイド感覚の美味しい料理です。特にロブスターとシュリンプ料理はお勧めです。シュリンプ料理は日本でいう車海老の中華仕立てです。ご飯の味も美味しいです。ただ、ビジターだと25ドルもする高額ディナーとなるので、滞在中、知り合ったカナダ人を一緒に夕食に誘いたかったのですが、25ドルと聞いてびっくりしてました。外で食べると10ドルもしません。私は味噌汁が恋しくなるタイプなので、インスタントの味噌汁を持っていって、レストランのポットのお湯で毎日、味噌汁を飲んでました。また、スポーツ飲料は売ってないので、粉のポカリやアクエリアスを持っていくと便利です。
■ 滞在 ■ ホテル ガラパゴス ■ チップ
ガラパゴス旅行中、ホテルガラパゴス以外は総てチップ必要です。ホテルガラパゴスでは要りません。
■ 滞在 ■ ホテル ガラパゴス ■ 敷地の環境
コテージから20m先は海です。潮間帯の岩場にはイグアナやペリカンや海鳥がいっぱい見れます。近付いても逃げません。日の出も素敵です。ウミイグアナの写真はホテルガラパゴスの敷地内で充分撮れます。ホテル内の歩道にもイグアナがごく普通にいますので、踏まないように気をつけましょう。
海鳥が小魚を狙って海に飛び込む姿もよく見ることが出来ます。
■ 滞在 ■ ホテル ガラパゴス ■ その他
ホテルガラパゴスの隣の敷地はダーウィン研究所です。是非、ピンタ島最後のゾウガメ、ロンサムジョージに会いに行きましょう。ゾウガメは早朝によく活動するので、朝が見られる確率大です。というのも、ロンサムジョージの飼育されているエリアは結構広いので、もし、見えない木陰にはいって動かなかったら見ることが出来ません。朝はよく動き回るので見れるというわけです。研究所で飼育されているゾウガメということで、100%近くで見れると思ったら大違いです。動物園のオリとイメージではなく、サファリパークの方をイメージしたほうがいいです。ゾウガメの飼育されているエリアを高架式の木の歩道橋が渡っていて、その歩道の上から観察するシステムです。バッチリ写真を撮るなら、ジョージが遠くにいて、曇りの日で、木陰にいる場合も想定して300mm以上の超望遠レンズ、テレコンと三脚、ISO400のフィルムも用意したほうがいいでしょう。
■ 滞在 ■ ホテルのある島 サンタクルス島 ■ 環境
ガラパゴス諸島で人が住んでいい島の一つ、サンタクルス島はガラパゴス諸島一番の街、プエルト・アヨラがあります。島自体は火山の噴火で出来でできていて、裾野の広い溶岩台地が広がっています。大きな火口も散在し、サンタクルス島での陸上ツアーで火口を観察したり、溶岩が流れた後の溶岩道の穴を歩く地底ツアーもあったり、ガラパゴスゾウガメ観察ツアーもあります。火口観察+地底ツアー+ゾウガメ観察は半日で足ります。私の場合、午前中にサンタクルス島入りして、プエルト・アヨラの街までの移動自体に観察ツアーが組み込まれていたので(フリーウェイツーリスト手配)、効率よく見聞を広めることができました。勿論サンタクルス島の鳥や植物をメインにガイドしてもらってもOK。こちらの興味のある分野を中心にガイドしてくれます。
■ 滞在 ■ ホテルのある島 サンタクルス島 ■ 街の賑わい
サンタクルス島のプエルト・アヨラの街の賑わいは、「秘境」というイメージとは程遠く、拍子抜けしてしまうほど。夏の座間味島ぐらいの賑わいです。土産物屋がニ十件以上建ち並び、カフェからは大音量でクールなサルサが流れ、人々は陽気で明るいです。ディスコ( 「クラブ」ではない) もあり、酒場もあり、ほろ酔い気分で街を散歩しているとガラパゴスに来ていることを忘れてしまうくらいです。
■ 滞在 ■ ホテルのある島 サンタクルス島 ■ ショッピング
野生の動物の捕獲が厳しく禁止されているガラパゴスでは、みやげ物といえばTシャツをはじめとする衣類がメイン。一着10ドル〜18ドルぐらい。店のタイプはラテン系の鮮やかな色合いの店と、インディオ系のアースカラー&白色系の店の2ダイプです。ガラパゴスでインディオというのも何となく場違いですが、インディオ系の動物のデザインは、ナスカの地上絵のような独特の幾何学的な雰囲気があり、面白いです。いずれにせよ、ぼったくりの店はないので、安心して買えます。ただ、クレジットカードでは手数料が高額なので、10ドル紙幣をいっぱい持っていくのがお勧め。おつりはどこの店でもドルでくれました。
■ 滞在 ■ ホテルのある島 サンタクルス島 ■ レストラン
私は滞在中はホテル・ガラパゴス以外では食べませんでしたが、街中にもレストランがいっぱいあります。値段を見る限りは安かったです。味も友達に聞くと、美味しかったとのことです。
■ ダイビング ■ スクーバイグアナ ■ ダイビングスタイル
ほぼドリフトダイビング。私が潜っていた一週間を通してみたゲストのスキルは殆ど初心者ばっかりでした。中にはガラパゴスでOWを取ったばかり、という人も。ただし、外人は体が大きく、もともとパワーがあるため少々のことは体力に物を言わせて乗り切っているようでした。ゲストのスキルに合わせた潜り方やグループ分けをするのでそんなに心配は要らない感じ。ガラパゴスを楽しむための最低限のスキルレベルは、ボートダイビングの経験、潜降ロープを使わずにヘッドファーストでスムーズに潜れるレベル、少々の流れにも耐えられる脚力が必要。ただ、何が何でも逆流を逆らって見せ場まで行くぞ〜っていうガイディングではなく、基本的に流れに乗るだけだですが、ダウンストリーム、アップストリームに対して水深を維持する必要があるので、その意味で脚力や冷静な判断が必要です。潮の流れは非常に複雑で「5枚潮」とでも言うような挙動の時も。まるでカオスの中にいるかのような渦に巻き込まれることもあるので要注意。余裕があれば逆に楽しめるダイナミックさではあります。
■ ダイビング ■ スクーバイグアナ ■ 海のコンデシィション
水温は11月では、深場で16度前後、浅場で19度前後。比較的暖かい潮が当たっている時は浅場で21度ぐらいの時もありました。ただ、ドライスーツはよほどスキルがある人以外はおすすめ出来ません。ウエットでは最低6半のフルかツーピースが必要です。現地でのウエットスーツのレンタルはダイビング代に入っていますがサイズには限りがあるので要注意。私は5mmを持っていったものの寒くて耐えられず、その上から7mmのワンピを借りて重ね着して暖かく潜ることが出来ました。
また、海は波立っているので、船酔いする人は酔い止めを忘れずに。
■ ダイビング ■ スクーバイグアナ ■ 水中撮影機材の取り扱い
クルーのカメラの取り扱いは、モルディブやマブールなどの他の海外と同じく丁寧に扱ってくれます。カメラの受け渡しも、相手が必ずOKというまでは手は離さないルールは守られています。エギジットの際も最優先でカメラをしっかり回収してくれます。ただし、上下逆さまに置かれていたりというのは有り得るので、カメラのセッティング自体をストロボのコネクターに外力がかかりにくい対策などを講じておくことが大切。また、カメラを手渡してくれる係のクルーに、「ここを持って」と実際に持って見せて教えておくとより万全です。
機材ごとバックロールエントリーをする場合はともかく、流れのきついポイントでエントリーしてからの機材の引渡しは非常に困難な場合もありました。私はワイドとマクロ、2台持って入りましたが、けっこう無理しました。それぞれBCとの留め金を2個ずつで固定。一つはタイトに、もう一つは外さなくても撮れるカールコードのフック。エギジットの受け渡しの際も、カールコードのフックの片方は最後まで自分で持って、機材が完全に船に乗ってから手を離すようにしました。
■ ダイビング ■ スクーバイグアナ ■ ダイビング船の情報
船はマブール島への渡し舟とほぼ同じ。走り出すと波除のシートを両サイドにクルクルと下ろして設営します。船の最前部は三角形の狭いドライエリアになっていて、マブールの場合は荷物を入れる空間になっていますが、スクーバイグアナの場合は簡易トイレのスペースになっています。簡単な水洗式で女性用。「男性用のトイレは船のまわり360度です
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どこでもどうぞ〜」とガイドが毎日笑顔でブリーフィングしていました。
機材のセッティングはクルーがしますが、マブールと同じで、毎日出発前に必ず自分の機材が全部乗っているか、正常に作動するかを確認する必要があります。
船は出発するとまもなく明るいサルサをBGMで流し、ガイド達が陽気に歌を歌いながら船で踊り始めます。ラテンの血の人間はサルサがかかると体が自然に動いてしまうのでしょう。
■ ダイビング ■ スクーバイグアナ ■ トラブル
ダイビング自体にはトラブルはなく、ラテン系の陽気なガイドとともに快適なダイビングでした。ただ、自分のダイビング機材で潜る人は殆どなく、管理には注意が必要。度付きのマイマスクを持っている人は毎日カメラと一緒に部屋に持ち帰ったほうがいいでしょう。一週間の期間中、グローブが紛失し、危うくフードも紛失するところでした。
■ ダイビング ■ スクーバイグアナ ■ その他
ガイドは、私の場合はサンティ(サンチャゴ)がずっとガイドしてくれました。ハゼ系の小物を含め、撮りたい魚をリクエストしておくと、「海底でハゼの写真を撮っていてね〜っ、大物が来たら教えるよ〜」と言ってくれました。
マクロを撮ることは基本的に可能。ただ、これは個人の問題で、グループが見えている範囲で、ハンマーの群れやエイの群れ、アシカを無視してでも撮りたいというのならそれでOK。ただし、透明度が基本的に悪いので常にグループの動向を横目で把握しながら撮る必要があります。ゲストは皆、大物狙いなので、マクロを撮っている自分をじっと待ってくれるようなダイビングではありません。
自分についてくれたガイドには1日あたり5ドル計算で最終日にチップを渡しましょう。
パラオのブルーコーナーと同じステイタスのあるポイントはガラパゴスではゴードンロック。ここは大物ガンガンのポイントです。実際、ハンマーの合計100匹近い群れ、エイの300匹近い群れ、アシカの乱入、カメの優雅な遊泳、そして安全停止中にマンタ出現と、たったワンダイブで信じられない経験をできました。その合間をぬってマクロを撮るわけで忙しいです。
マナーとしてはハンマーの群れを撮る場合、他にもゲストがいるので、出てすぐ群れに突っ込んで行って撮るのは良くないと思うので、気配りを忘れずに。それと、朝のショップでの集合の時に、その日のゲストに自分で撮ったポストカードを配ったり、水中で記念写真を撮りますよ〜と言っておいて、群れがいない時に水中で記念写真を撮ってあげたりと雰囲気作りが肝要です。
■ 上陸観察 ■ デルフィン号プログラム ■ 上陸観察のスタイル
ナチュラリストと呼ばれるガイドに付いて観察用に整備された歩道をゆっくりゆっくり、すすむスタイル。60、70のおばあちゃんでも普段散歩している人なら大丈夫な行程です。ただし、沖縄住まいの私でもガラパゴスの直射日光はきつかったです。長袖の白系のTシャツがおすすめ。首は特に日焼けに注意。帽子も必携。帽子を持っていなかった私はタオルをバンダナにして頭に巻いてしのぎました。ミネラルウォーターも500mlぐらいのものを持って、水分補給しながら歩く必要があります。上陸観察の時間は2時間程度。寒流の影響で吹く風は意外に涼しく、気温は高くないが赤道直下。日陰は全くありません。
■ 上陸観察 ■ デルフィン号プログラム ■ 陸上撮影について
両手が塞がるだろうと思ってリュックで行きましたが、ショルダーバックを手に持ちながらでも全然問題なし。ただ、三脚を立ててじっくりと撮るような暇は微妙にありません。一つの場所には五分程度止まっては動き止まっては動きするので、しっかり撮りながらは忙しいです。
上陸するグループは何グループもあり、迷子にならないようにグループの中で目立つ服装の人を意識して覚えておきましょう。
私の場合、最大100mぐらい遅れたこともありましたが、急いで追いつくと「ゆっくり時間をとって撮りたい写真を撮っていていいですよ。気にしないで」と言ってくれました。ただし、ガイドによって対応は全然違うので運不運はあると思います。
鳥の巣を撮る場合、2m位までは簡単に近づます。そこで鳥だけのアップ、巣を含めた構図、広角系でバックの空や海も含めた構図と3パターンを手際よく撮りこなしていくには、スムーズなレンズ交換、または複数のカメラの用意、または高倍率ズームの使用などの工夫がいります。
また、ローアングルでの撮影が増えるため、ファインダーからの入射光が露出を狂わせないようにするための配慮、例えば手で日よけを作りながらファインダーを覗いて測光するなどの工夫も必要です。
砂浜でアシカを撮るにはほふく前進して寄ったりするので、砂だらけになってもいい覚悟が必要です。上陸してからのツアーのスタートもフランス人が最初なので、待ち時間の間、砂浜でじっくり時間をかけてアシカの写真を撮ることが出来ました。
■ 上陸観察 ■ デルフィン号プログラム ■ その他
午前午後の間の昼休みに、島影で30分ぐらいのシュノーケリングツアーがある時もあります。もし、水中カメラを持っているなら、自然光スタイルの写真も撮れるので是非、持って行きましょう。このHPのアシカの水中写真はその時撮ったものです。
また、ツアーによって昼休みにダイビングを組み込んでいる外人のグループもありました。もし、事前に手配可能なら陸上観察+ダイビングも可能でしょう
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見ているとシュノーケリングと同じ浅い水域を潜っていたので、ばっちりマクロが撮れると思います。
■ 通信手段 ■ 国際電話
ホテル・ガラパゴスから歩いて10分のところに電話局があり、そこからは電話可能です。ホテルからは出来ません。ただし、いつ行っても順番待ちの列があり、待たされそうだったので断念しました。
■ 通信手段 ■ インターネットカフェ
ガラパゴスでネットカフェなんて、不思議な気分ですが、観光客に北米系の人が多く、ネットカフェはいつも人気です。夕方6時頃になると順番待ちの列が出来ます。4時ぐらいならまだ空きはあります。皆、Yahooのメールサービスを利用してました。
ネットカフェは表通りだけでも数件あります。どの店も12分1ドルです。ただし、Windows98のスペイン語バージョンなので難しいです。日本語フォントは勿論入っていません。FDDも使えないようにしているマシーンもあります。日本語フォントが使えるようにマシーンを調教できなければ、日本語のメールのやりとりは不可能です。最悪、ローマ字メールであれば問題ありません。
一番軽くて信頼性の高いのは衛星通信を使った「CASVERNET」、しかし人気も一番で、なかなか空いていません。次に軽いのは「ペリカンネット」、一番重いのは「シャークネット」で、いつもガラガラです・・・。「ペリカンネット」ではネット電話をかけている人もいました。これは安くて便利です。「ペリカンネット」や「シャークネット」は電話回線を使っており、よく不通になって使えない場合があり、注意が必要です。
■ 旅行会社 ■ フリーウェイツーリスト
メールでの問い合わせでも丁寧なサポートがあり、良い旅行会社でした。透明度をはじめとする海のコンディションも誇張なく、本当の情報を教えてもらえました。
毎年ガラパゴスに行くわけには行きませんが、次のガラパゴスもフリーウェイツーリストで行こうと思っています。
■ 地図 ■ ガラパゴス諸島
■ 地図 ■ サンタクルス島
■ 地図 ■ プエルト・アヨラの街